8000歩
ご近所の女の人たちで毎年1回、日帰りの旅行をしている。昨日の日曜日、湯布院まで行ってきた。みやき町あたりより標高が高いので、山の木々が色づき始めている。
高速を使うと1時間半で着いた。通過したことはあるが、町を歩くのは初めてだ。九州を代表する観光地のはずなのだが、何が見どころだったのだろうか?
道の両側を埋めつくすさまざまな店、通りを埋めつくす観光客、太宰府天満宮の参道と少しも変わらない。一冊の本と、いっぱいのビールと、快い音楽があれば何もいらない私としては、楽しみの種がない。
昼ごはんに地ビール(豊饒という銘柄、軽くておいしかった)を飲んで、店先に咲く花を楽しんで、8000歩の観光が終わった。他の皆さんは両手に袋をいくつもぶら下げてご帰還だ。
西に向かってまた高速を帰る。大きな夕日が刻々と色を変えながら沈んでいく。これで来た甲斐があったというもの。袋に入りきらない夕日をお土産に家に帰った。
今日の夕日もとても美しかった。ほんのわずかな時間、再演なしの劇場に立ちつくす。


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